HAVRMの空空活動誌

「空空」は「うつらうつら」と読むらしいです.まぁ常に寝不足なもんで...

マウスM-XT3DRBKの使用・分解について

こんにちは,HAVRMです.ここ最近ELECOMのM-XT3DRBKを使っていろいろあったのでとりあえず書いておきます.

購入の経緯

これまで普通のレーザマウスを使ってきたのですが,机が狭いのでポインタを大きく動かすには何度も持ち上げていったりきたりを繰り返さなくてはならず,とても疲れていた.そのためトラックボールタイプのマウスを使ってみようと考えた.

購入した商品と使用感

私はマウスは手がフィットしやすいということでELECOM製のものばかり使っており,これまで愛用してきたレーザマウスは下のものだった.

そのため同じ設計思想の次のものを使ってみることにした.

このマウスは握りやすいのだが,ボールの滑りが悪く,使いにくかった.このことはAmazonのレビューにも書いてあり,これと同じボール径のLogicoolのM570(下リンク上側)の交換用のボール(下リンク下側)を購入した.実際に付け替えたところ,すべりもよくなり,使いやすくなった.

このボールは色が暗い赤色なのでいうほど見た目に違和感もない.実際の写真がこれ↓

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マウス外観
写真では明るい赤だが,実際にはもっと暗く見える.
また実際に使う際はELECOMの「エレコム マウスアシスタント」を使ったほうが,複数あるボタンの設定ができるのでいいけど,なくても基本的な機能は使える.

修理(分解)について

それで使ってきたのだが,ついこの間机から落としてしまい,ホイール(クリックの間にある,上下にスクロールするときに使うタイヤ)が壊れてしまった.詳しく言うと一応ボタン自体は反応するのけど,スクロールしようとするととても重くなり,またこのマウスはホイールを左右に倒すこと操作ができるのだが,反応しにくくなった.簡単に言えばホイールの取り付けがずれたみたいだった.部材が割れているわけでもなさそうだし,万が一割れていても3Dプリンタで作り直せると重い,とりあえず現状把握ということで分解してみた.
マウスは基本的にねじ止めされているので裏のシールやら滑り止めやらをはずしてねじを確認すると以下の計6箇所あることがわかった.なお滑り止めの下にシートがあったがそれもとった.

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マウスねじ箇所 滑り止め下
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マウスねじ箇所 シール下
またこのねじは特殊なやつで六角形というよりヘクスローブ穴(Wikipedia参照)みたいだった.私は特殊ねじや精密ねじ用に次のものを持っていて,実際にねじとあわせたところサイズは「T6」が最適だった.ねじをはずしたところ上の写真で一番右側だけ低頭ねじでねじ部が細く,短かった.
ねじをはずした後,側面の隙間から手を入れ(下写真上側),引っこ抜けば分解できた(下写真下側)
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マウス分解 差込
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マウス分解後
「さてホイールを直すぞ」と見てみたものの分解した状態では普通に動いてて,組み合わせても普通に動いたから,分解しているうちに元の位置に戻ったらしい.
まぁ,ともかく直ったのでいいとしよう.


分解は自己責任でお願いします.修理不可能だったら買い直すつもりでやったので興味本位での分解はしないようにしましょう.