HAVRMの空空活動誌

「空空」は「うつらうつら」と読むらしいです.まぁ常に寝不足なもんで...

iPhone 15 Pro MaxとiPhone 17 Proのカメラ比較(2025/10/5更新)

皆さん,こんにちは.HAVRMです.
今回も予約購入で販売日当日(2025/9/19)に手に入れ,仕事が終わった後にデータコピーを行い,翌日(2025/9/20)に東京スカイツリーに行ってiPhone同士のカメラ比較を行いました.天気はあまりよくなく,下側の展望デッキが雲に隠れたりしていましたが,どうにか撮影を行いました.実際どのようにカメラ性能が上がったか比べていきたいと思います.なお夜間撮影時は風が強かったこと,三脚を使わず手持ちで撮影を行ったことにより,少しぶれていることがありますが,ご了承ください.なお,iPhone 17シリーズのカメラについては次のブログにまとめています.
havrm.hatenablog.com

なお,両方iOS26.0にアップデートしたうえでHEICフォーマットの48MPに設定したうえで撮影しています.ただしiPhone側が自動的にそれ以下に解像度を減らす場合もあります.撮影場所は他の比較写真と同じ柳島歩道橋となります.

※ブログの内容上,画像は高画質でアップロードしています.ネットワークを結構使うと思うので通信量に制限のある人は気を付けてください.

また実際に各場合での写真を載せているので,ページがとても長くなっています.結論の項目は簡潔に書いているので,とりあえず簡単に知りたい方は下の目次から結論に移動してください.

※2025/10/5追記:月の撮影について追記しました.

比較用画像処理について

iPhoneからはHEICフォーマットで出力し,Windows 11 Home 24H2のペイントでJPEGとして保存しなおしたものを掲示しています.並べた画像はペイントで抜き出し,貼り付け等行いJPEGとして出力したものになります.

メインカメラの比較

カタログスペックの比較

まずはカタログスペックの比較から行います.

iPhone 15 Pro MaxiPhone 17 Pro
解像度48MP48MP
焦点距離24mm24mm
F値(絞り値)f/1.78f/1.78
画素サイズ1.22μm?1μm
ピント調整100% フォーカスピクセル100% フォーカスピクセル
手振れ防止センサーシフト光学式センサーシフト光学式
※?になっているのは発表では「2.44μm Quad Pixcel」となっているからです.
 画素サイズは一般的に大きいほうがより明るく,暗い場所でもきれいに撮れるようになりますが,このあたりはセンサ技術の進歩により,逆転する話なので,実際はISO値(センサ感度)で見たほうがいいのですが,その情報はないので大きいほうがいいとしています.カメラの最大のISO値が大きいほうが同じISO値で撮影してもきれいに撮れます.
日中は17時頃,夜間は20時頃です.

1倍(24mm)時の比較

日中での比較
iPhone 17 Pro メインカメラ 日中
画質:48MP(6048x8064) 焦点距離:24mm 絞り:f/1.78 露光:1/810s ISO:64
iPhone 15 Pro Max メインカメラ 日中
画質:48MP(6048x8064) 焦点距離:24mm 絞り:f/1.78 露光:1/810s ISO:100

ISOの値が違いますが,これは撮影時の露光調整の微妙な違いによるものだと思います.実際に展望デッキ付近を拡大してみても大きな差はないです.

メインカメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
夜間での比較

まずはナイトモードをオフにした状態の比較を行います.ナイトモードオフの場合,露光時間は短く(1s 未満)になります.その分ISOを上げることで撮影を行います.

iPhone 17 Pro メインカメラ 夜間
画質:48MP(6048x8064) 焦点距離:24mm 絞り:f/1.78 露光:1/20s ISO:640
iPhone 15 Pro Max メインカメラ 夜間
画質:48MP(6048x8064) 焦点距離:24mm 絞り:f/1.78 露光:1/25s ISO:1000

雲があるせいで純粋な比較はしにくいですが,iPhone 15 Pro Maxの方が明るくするためにISO感度を1000まで上げているためよく見ると高感度ノイズが目立ちます.
次にナイトモードをオンにした状態の比較を行います.ナイトモードをオンにすると長時間露光をするため,感度を抑えて撮影ができます.またクアッドピクセルを使う(4つのピクセルを1ピクセルとして扱う → ピクセルサイズの拡大 = 感度の向上)ため,画素数は落ちるものの,感度を上げた際の高感度ノイズの発生が低減されます.

iPhone 17 Pro メインカメラ 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:24mm 絞り:f/1.78 露光:1.7s ISO:800
iPhone 15 Pro Max メインカメラ 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:24mm 絞り:f/1.78 露光:1.7s ISO:1000

それぞれの画像の展望デッキ下部を拡大して比較するとこのような感じになります.

メインカメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン

ナイトモードオンの写真については2倍に拡大しています.下の方が画素数が少ないため,荒っぽく見えます.一方でiPhone 15 Pro Maxの方でわかりやすいですが,ナイトモードオンの時のほうが高感度ノイズが目立たないことがわかります.これはISOが同じでもセンサ自体の感度が上がったため,ノイズが弱くなったためと考えられます.iPhone 17 Proの方はそもそもノイズが出てないので差があまりわからないですね.

2倍(48mm)時の比較

2倍の時はメインカメラを利用しています.中央の1/4のエリアで撮影することで2倍ズーム(=デジタルズーム・トリミング・クロップ)を行います

日中での比較
iPhone 17 Pro メインカメラ 2倍ズーム 日中
画質:12MP(3026x4034) 焦点距離:48mm 絞り:f/1.78 露光:1/810s ISO:64
iPhone 15 Pro Max メインカメラ 2倍ズーム 日中
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:48mm 絞り:f/1.78 露光:1/588s ISO:64

展望デッキを拡大して比較した画像が下のものですが,やはり大きな差はなさそうですね.

メインカメラ 2倍ズームでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
夜間での比較

まずはナイトモードをオフにした状態での比較です.

iPhone 17 Pro メインカメラ 2倍ズーム 夜間
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:48mm 絞り:f/1.78 露光:1/25s ISO:640
iPhone 15 Pro Max メインカメラ 2倍ズーム 夜間
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:48mm 絞り:f/1.78 露光:1/20s ISO:640

撮影時の状況が違いすぎるので比較はしにくいですが,雲の影響を考慮すれば写り方に大きな違いはなさそうです.
次にナイトモードをオンにした状態での比較です.

iPhone 17 Pro メインカメラ 2倍ズーム 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:48mm 絞り:f/1.78 露光:3.9s ISO:320
iPhone 15 Pro Max メインカメラ 2倍ズーム 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:48mm 絞り:f/1.78 露光:4.4s ISO:400

これも写り方に大きく差がないように見えます.実際に展望デッキの下部を拡大して比較するとこのようになります.

メインカメラ 2倍ズームでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン

添付した画像からだとわかりにくいのですが,ナイトモードがオンの場合,展望デッキ下部の柱の解像度が粗くなっています(詳しくいうと同じ色の画像が4個セットになっています).実際に拡大した画像は下の通りです.

メインカメラ 2倍ズームでの画像の超拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン

おそらくクアッドピクセルを使って撮影し,高画質化をしたのではないでしょうか.この際,明暗がはっきりと出ている場所はその画素のエッジを残したまま画素数を増やしたものと思われます.なお,高感度ノイズについてはやはりナイトモードを使ったほうがきれいになっています.

超広角カメラの比較

カタログスペックの比較

まずはカタログスペックの比較から行います.

iPhone 15 Pro MaxiPhone 17 Pro
解像度12MP48MP
焦点距離13mm13mm
F値(絞り値)f/2.2f/2.2
画素サイズ1.4μm0.7μm
ピント調整100% フォーカスピクセルハイブリッドフォーカスピクセル
こちらはピント調整の仕方が少し違います.説明を聞いている感じだと100%フォーカスピクセルの方がいいみたいに聞こえるので,もしそうなら,ピント調整の機能は下がったということでしょうか.また画素数が4倍になったのに対し,ピクセルサイズは半分になっています.このことから,センササイズはほぼ同じで,解像度を上げたものだと考えていいと思います.そのため,通常の明るさであれば高画質に,ナイトモードを使うときは従来と同じサイズで高感度に撮影する形になると思います.

0.5倍(13mm)時の比較

日中での比較
iPhone 17 Pro 超広角カメラ 日中
画質:48MP(6048x8064) 焦点距離:14mm 絞り:f/2.2 露光:1/121s ISO:16
iPhone 15 Pro Max 超広角カメラ 日中
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:14mm 絞り:f/2.2 露光:1/260s ISO:40

カメラの公称値と実際の画像に記録された焦点距離に差ができていますが,手振れ防止機能でも効いているのでしょうか?
とりあえず,日中であれば画素数にそもそも差があるため,iPhone 17 Proの方がきれいに撮れます.実際に展望デッキを拡大するとこのようになります.

超広角カメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
夜間での比較

まずはナイトモードをオフにした状態での比較です.

iPhone 17 Pro 超広角カメラ 夜間
画質:48MP(6048x8064) 焦点距離:14mm 絞り:f/2.2 露光:1/17s ISO:1000
iPhone 15 Pro Max 超広角カメラ 夜間
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:14mm 絞り:f/2.2 露光:1/25s ISO:1600

こちらも解像度の違いから細かさが大分違います.一方でiPhone 17 Proの方がISO値が低いのにiPhone 15 Pro Maxより高感度ノイズがはっきり出ています.これは解像度による影響もあるとは思いますが,センサ自体の感度がピクセルサイズの差によって大きな差が生まれているからだと考えられます.
次にナイトモードをオンにした状態での比較です.

iPhone 17 Pro 超広角カメラ 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:14mm 絞り:f/2.2 露光:2.6s ISO:640
iPhone 15 Pro Max 超広角カメラ 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:14mm 絞り:f/2.2 露光:2.5s ISO:800

こちらは雲の違いを考えると大きな差がないと感じます.iPhone 17 Proでは高感度ノイズが低減された一方,画素数が落ちているのがわかります.実際に展望デッキの下部を拡大して比較するとこのようになります.

超広角カメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン

これを見てもiPhone 17 Proのナイトモードオフの時の写真だけ,解像度が高く,それ以外は高感度ノイズが少ないことがわかります.

マクロ撮影での比較

ちょうど手元にあったiPhone 7の画面の壁紙を至近距離から撮影しました.壁紙は下の写真をiPhoneの画面サイズにトリミングしたものです.
pixta.jp
なおiPhone 17 Proでの写真は14MBと大きく,サイト上限の10MBを超過しているので,iPhone 17 Proでの写真は縦横半分にしたうえで掲載します.写真情報は元の写真データを提示します.

iPhone 17 Pro 超広角カメラ マクロ撮影
画質:48MP(6048x8064) 焦点距離:14mm 絞り:f/2.2 露光:1/36s ISO:40
iPhone 15 Pro Max 超広角カメラ マクロ撮影
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:14mm 絞り:f/2.2 露光:1/71s ISO:160

元の写真を見てもこのレベルでは違いが判りません.真ん中のカエデと空の境目付近を拡大すると下のようになります.

超広角カメラでのマクロ撮影時の画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max

こうやって見ると画面の画素がはっきりと映っているiPhone 17 Proの方がしっかり写っていることがわかります.

1倍(24mm)時の比較

カメラの前に手を置き,前面のToFセンサに至近距離の判定をさせ,超広角カメラに切り替えられた状態で,奥のスカイツリーにピントを合わせています.ただ,その困難さ故に日中での比較しか行いません.なおこの条件の都合上画面の端に指が映り込んでいますが気にしないでください.

日中での比較
iPhone 17 Pro 超広角カメラ 24mm撮影時
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:24mm 絞り:f/2.2 露光:1/71s ISO:20
iPhone 15 Pro Max 超広角カメラ 24mm撮影時
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:24mm 絞り:f/2.2 露光:1/99s ISO:160

さすがに画質が劣化しているように見えます.実際にメインカメラで撮影した時のものと比較してみるとこのようになります.

24mm撮影時の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:メインカメラ 下側:超広角カメラ

メインカメラでは48MPで撮影できる一方で,超広角カメラを使うとiPhone 17 Proの場合12MP,iPhone 15 Pro Maxの場合3MPになるため,その文画質が悪化します.ただ,iPhone 15 Pro Maxの場合は超広角カメラでの撮影時,高画質化の処理が行われているため,一見iPhone 15 Pro Maxの方がきれいに見えます.ただ,よく見ると線が歪んでいたり,縁が二重になっていたりするがわかります.なので実際に撮影を行いう際はなるべくメインカメラで撮るようにしたほうがとてもきれいに撮れるので使う際は注意しましょう.

望遠カメラの比較

カタログスペックの比較

まずはカタログスペックの比較から行います.

iPhone 15 Pro MaxiPhone 17 Pro
解像度12MP48MP
焦点距離120mm100mm
F値(絞り値)f/2.8f/2.8
画素サイズ1.12μm0.7μm
ピント調整100% フォーカスピクセルハイブリッドフォーカスピクセル
手振れ防止3Dセンサーシフト光学式3Dセンサーシフト光学式
こちらでピクセルサイズが小さいほうを赤色にしているのは,特にセンササイズが重要となる夜間では,iPhone 17 Proはクアッドピクセルを使うので,実質12MPの1.4μm相当となり,同画質のiPhone 15 Pro Maxより画素サイズが大きくなるためです.

各倍率時の比較

iPhone 17 Proでは4倍(100mm)と8倍(200mm),40倍(1049mm),iPhone 15 Pro Maxでは5倍(120mm),25倍(667mm)とで比較します.

日中での比較

ここでは機種ごとにまとめて載せていきます.まずはiPhone 17 Proです.

iPhone 17 Pro 望遠カメラ 4倍ズーム 日中
画質:48MP(6048x8064) 焦点距離:100mm 絞り:f/2.8 露光:1/217s ISO:40
iPhone 17 Pro 望遠カメラ 8倍ズーム 日中
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:200mm 絞り:f/2.8 露光:1/258s ISO:40
iPhone 17 Pro 望遠カメラ 40倍ズーム 日中
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:1049mm 絞り:f/2.8 露光:1/213s ISO:50

次にiPhone 15 Pro Maxです.

iPhone 15 Pro Max 望遠カメラ 5倍ズーム 日中
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:120mm 絞り:f/2.8 露光:1/190s ISO:50
iPhone 15 Pro Max 望遠カメラ 25倍ズーム 日中
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:667mm 絞り:f/2.8 露光:1/198s ISO:50

iPhone 17 Proでは写真の時点で結構拡大したものが撮影できます.実際に展望デッキ上部の避雷針?を拡大してみると次のようになります.

望遠レンズ撮影時の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 上から4倍,8倍,45倍
右:iPhone 15 Pro Max 上から5倍,25倍

やはり高解像度になったため,iPhone 15 Pro Maxでは5倍ズーム時に避雷針?でピクセルが見えちゃっていますし,25倍ズーム時は線がぐにゃぐにゃと歪んでいます.一方iPhone 17 Proでは度の画像も大きな差はなさそうです.4倍の時より8倍の方がくっきり見えているのはおそらく,ピントが避雷針?か展望デッキの他の場所になったかの違いで,ピントが少しずれたためと思われます.40倍ズームの時は少し線がゆがんでいるかなという感じです.これからわかるのは,ピント調整の正確さはともかく,映り方は倍率に依らないということです.
以前,別の記事で一眼レフカメラ D780でレンズを変えながら撮影したものがあるので,それと比較してみると,やはり,iPhone 17 Proの望遠レンズでも300mmのレンズでの撮影にはかないません.

焦点距離での避雷針?の写り方 by 一眼レフ

この時のカメラはD780なので,画素数は24MPになります.いくらiPhone 17 Proの望遠カメラの画素数がいいといっても48MPであり,8倍ズーム(200mm)時だと12MP分しか撮影に使用できません.一眼レフの場合それよりの望遠レンズの300mmを使ったうえで24MPの解像度で撮影できると考えれば,この差は当然です.だからこそ,Appleが主張している「プロ用レンズに匹敵する」は,そんなわけがないのです.最近のレフカメラは24MP以上が標準(Nikonで言えば2013年発売のD7100は24MPになっています)ですし,ハイグレード品になると48MPに迫る画素数Nikon Z9なら45.7MP)を持っています.プロ用のカメラはレンズを交換,もしくはズームレンズを使って光学的(光学品質ではなく,レンズの距離の変更による)に倍率を変えるので,好きな倍率で最高画質で撮影できます(センササイズによる影響もありますが...).それなのに「プロ用レンズに匹敵する」といいながら内部ではデジタルズームをしているだけなのは詭弁,なんならだましているのと同じです.「光学品質」とかいう言葉でごまかすぐらいなら正直に説明したほうが,使う側も間違えずに使えると思います.

夜間での比較

まずはナイトモードをオフにした状態での比較です.
iPhone 17 Proでの倍率が短い順で並べます.

iPhone 17 Pro 望遠カメラ 4倍ズーム 夜間
画質:48MP(6048x8064) 焦点距離:100mm 絞り:f/2.8 露光:1/25s ISO:1600
iPhone 17 Pro 望遠カメラ 8倍ズーム 夜間
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:200mm 絞り:f/2.8 露光:1/25s ISO:1250
iPhone 17 Pro 望遠カメラ 40倍ズーム 夜間
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:1049mm 絞り:f/2.8 露光:1/33s ISO:1250

次にiPhone 15 Pro Maxでの倍率が短い順で並べます.

iPhone 15 Pro Max 望遠カメラ 5倍ズーム 夜間
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:120mm 絞り:f/2.8 露光:1/25s ISO:1600
iPhone 15 Pro Max 望遠カメラ 夜間
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:667mm 絞り:f/2.8 露光:1/17s ISO:3200

こちらは日中同様,解像度の差がはっきりしています.また,ピクセルサイズは小さいですが,iPhone 17 Proの方が高感度ノイズも抑えられているように見えます.
次にナイトモードをオンにした状態での比較です.
iPhone 17 Proでの倍率が短い順で並べます.

iPhone 17 Pro 望遠カメラ 4倍ズーム 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:100mm 絞り:f/2.8 露光:3.8s ISO:1000
iPhone 17 Pro 望遠カメラ 8倍ズーム 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:200mm 絞り:f/2.8 露光:4.0s ISO:320
iPhone 17 Pro 望遠カメラ 40倍ズーム 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:1049mm 絞り:f/2.8 露光:4.0s ISO:250

次にiPhone 15 Pro Maxでの倍率が短い順で並べます.

iPhone 15 Pro Max 望遠カメラ 5倍ズーム 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:120mm 絞り:f/2.8 露光:3.1s ISO:800
iPhone 15 Pro Max 望遠カメラ 25倍ズーム 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:667mm 絞り:f/2.8 露光:3.1s ISO:640

見たところ,iPhone 17 Proの4倍ズームの時のみクアッドピクセルを使っていて,それ以外ではナイトモードのオンオフに関わらず同じようにピクセルを使っているように見えます.特にiPhone 17 Proの8倍ズームの時はよく映っており,柱の凹凸まで見えています.またiPhone 15 Pro Maxの方でも,25倍ズームの時の方がきれいに映っており,これはもしかしたら手振れ防止機能がうまく働いたからなのでしょうか?少し不明です.さすがに連続画像からピクセル1個分以下のズレを認識し,高解像度化しているとは思えないですし...
展望デッキ下の点光源周辺を拡大比較したものが下の画像です.

望遠カメラ撮影時の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 左から4倍,8倍,40倍
右:iPhone 15 Pro Max 左から5倍,25倍
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン
夜の月の比較(2025/10/5追記)

iPhoneは夜間に月を撮影する際,ピント調整や露光の不正確さからうまく月を撮れませんでした.特に満月の時は周囲の暗闇と月の明るさの差が激しく,以前記事に書いた通り,HDR処理の影響か,輪郭が変になっていました.

iPhone 15 Pro Maxでの月の写真(上:露光過剰,下:輪郭不明瞭)

満月直前で,薄雲越しになりますが,撮影する機会があったのでiPhone 17 Proで撮影してみました.iOSは26.0.1になっています.

iPhone 17 Proの40倍ズームの時の月の写真
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:1049mm 絞り:f/2.8 露光:1/448s ISO:50

晴れの満月ではないので,きちんと比較できないですが,きちんとピントが合って輪郭も変にならずに撮影できています.高画質化の処理についても,月と認識して処理をかけているというより,他の写真と同じように処理していそうです.またiPhone 15 Pro MaxのようにLiDARセンサをごまかす必要もありませんでした.ただ,手振れ防止機能のせいか,シャッターを押した瞬間真ん中にあっても,取れた写真では端に移動していることが多く,手持ちで撮影は難しそうです.これを撮った時も塀にiPhoneの下を当てて,手振れが発生しないように注意しながら撮影していますが,やはり中心からずれてしまいました.また後日,晴れた満月の時に撮影して比較したいと思います(次の満月は10/7ですが天気が悪そうです...).

フロントカメラの比較

カタログスペックの比較

まずはカタログスペックの比較から行います.

iPhone 15 Pro MaxiPhone 17 Pro
解像度12MP18MP
焦点距離23mm20mm
F値(絞り値)f/1.9f/1.9
ピント調整フォーカスピクセルフォーカスピクセル
見ての通り,iPhone 17 Proから(というより,iPhone 17シリーズ・Air)フロントカメラが大幅に強化されました.全体として24MP分の画素を持つ(出力可能なのは18MPまでのようです)正方形のセンサとなります.これにより被写体を自動で中央に持ってくる処理が可能となります.
計算した感じでは,同じ画角時はiPhone 17 ProとiPhone 15 Pro Maxのフロントカメラはほぼ同じ画素数になるようです.少しiPhone 17 Proの方が高めかなという程度です.

通常倍率での比較

iPhone 17 Proでは20mm,iPhone 15 Pro Maxでは23mmとで比較します.なお,フロントカメラは画面上のボタンで拡大した際は両方30mmとなっていました.なお,撮影がとてもしにくいため,髪の毛が映り込んでいる場合があります...また左右反転設定を修正し忘れたため,画像がiPhone 17 ProとiPhone 15 Pro Maxとで右反転しています...

日中での比較
iPhone 17 Pro フロントカメラカメラ 日中
画質:18MP(3672x4896) 焦点距離:20mm 絞り:f/1.9 露光:1/212s ISO:25
iPhone 15 Pro Max フロントカメラ 日中
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:23mm 絞り:f/1.9 露光:1/184s ISO:25

画角に対する画素数ではやはり同じようですが,写真としての綺麗さには差ができています.実際に展望デッキを拡大したものが下の画像です.

フロントカメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max

iPhone 15 Pro Maxの方が線が波打っていたり,高感度ノイズが出ているようにも見えます.

夜間での比較

まずはナイトモードをオフにした状態での比較です.

iPhone 17 Pro フロントカメラ 夜間
画質:18MP(3672x4896) 焦点距離:20mm 絞り:f/1.9 露光:1/17s ISO:1000
iPhone 15 Pro Max フロントカメラ 夜間
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:23mm 絞り:f/1.9 露光:1/17s ISO:800

次にナイトモードをオンにした状態での比較です.

iPhone 17 Pro フロントカメラ 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:20mm 絞り:f/1.9 露光:3.3s ISO:400
iPhone 15 Pro Max フロントカメラ 夜間(ナイトモード)
画質:12MP(3024x4032) 焦点距離:23mm 絞り:f/1.9 露光:2.6s ISO:640

これについてもiPhone 17 Proの方がiPhone 15 Pro Maxより明らかによくなっています.さすがにナイトモードを使ったほうがきれいですが,同じ条件下でははっきりと差が出ています.展望デッキを拡大したものが下のものになります.

フロントカメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン

ただ,iPhone 17 Proの場合,ナイトモード時は画素数が18MPから12MPに減らされています.そのため,展望デッキ外壁のパネルの隙間がiPhone 17 Proでナイトモード時にとらえきれていません.iPhone 15 Pro Maxでは薄っすらと映っているのでやはり画素数の問題でしょう.これがどのような処理をして減らしているのかはわからないですが,これのおかげでナイトモード時にきれいに撮れるのだとは思います.

カメラと状態による画素数の変化

設定やカメラによって画素数が変わるのでそれをまとめます.設定は画像フォーマットHEICで48MP指定時です.なお本ブログにないサイズもありますが,こちらは別途簡易的に撮影し確認しています.
メインカメラは選べる範囲が広いので別枠で行います.

ナイトモードメインカメラ
x1
24mm
x1.2
28mm
x1.5
35mm
x2
48mm
x4
100mm
x5
120mm
オフiPhone 17 Pro48MP35MP24MP*112MP12MP*212MP*3
iPhone 15 Pro Max
オンiPhone 17 Pro12MP12MP*4
iPhone 15 Pro Max

ナイト
モード
超広角カメラ望遠カメラフロントカメラ
x0.5
13mm
x1
24mm
x4
100mm
x5
120mm
x8
200mm
20mm23mm30mm
オフiPhone 17 Pro48MP12MP48MP32MP12MP18MP7MP
iPhone 15 Pro Max12MP12MP*512MP12MP*612MP7MP
オンiPhone 17 Pro12MP12MP12MP*712MP7MP
iPhone 15 Pro Max12MP12MP12MP*812MP7MP
黄色の箇所がカメラの画素数と倍率から高画質化処理が入っていると思われる場所になります.

結論

iPhone 15 Pro MaxとiPhone 17 Proでは各カメラにおいて次のことが言えそうです.

  • メインカメラ(1倍・2倍)では日常での使用範囲において大きな違いはない
  • 超広角カメラ(0.5倍+マクロ)では解像度が上がったためより鮮明な画像が撮影できる.ただしナイトモードにおいては大きな差はない.
  • 望遠カメラ(4 or 5倍)ではカメラ自体の焦点距離が短くなったため,少し広角気味だが,解像度が上がったため,従来より鮮明な画像が撮れる.ナイトモード時は拡大(17 Proなら200mm,15 Pro Maxなら667mm)したほうがきれいに撮れる可能性がある.
  • フロントカメラでは画角に対する画素はほぼ一緒だが,センサ性能の強化により,よりきれいな画像が撮影できる.



ただ,星空・月撮影時は特殊環境になるため,これ以外でも差が出る可能性はあります.そこは撮影する機会があれば比較できるとは思います.
また,改めて比較の写真のみ添付します.簡単に確認してください.

24mm撮影時の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:メインカメラ 下側:超広角カメラ
メインカメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン
メインカメラ 2倍ズームでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
メインカメラ 2倍ズームでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン
超広角カメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
超広角カメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン
超広角カメラでのマクロ撮影時の画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
望遠レンズ撮影時の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 上から4倍,8倍,45倍
右:iPhone 15 Pro Max 上から5倍,25倍
望遠カメラ撮影時の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 左から4倍,8倍,40倍
右:iPhone 15 Pro Max 左から5倍,25倍
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン
フロントカメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
フロントカメラでの画像の拡大比較
左:iPhone 17 Pro 右:iPhone 15 Pro Max
上側:ナイトモードオフ 下側:ナイトモードオン

まとめ

いかがでしょうか.星・月を除けばしっかりと書ききったと思います.ただ,想像以上に文量が多くなってしまいました(3万字オーバー).分けて書いたほうが良かったかも.それもあってまとめた「結果」の項目を作ってみましたが,効果はあるのでしょうか...

*1:本来22.5MP

*2:本来3MP

*3:本来2MP

*4:クアッドピクセルを使っている場合はすべてにおいて高画質化が行われており,そうじゃない場合の画素数はオフの時と同じになる

*5:本来3MP

*6:本来4.7MP

*7:クアッドピクセルを使っている場合はすべてにおいて高画質化が行われており,そうじゃない場合の画素数はオフの時と同じになる

*8:クアッドピクセルを使っている場合はすべてにおいて高画質化が行われており,そうじゃない場合の画素数はオフの時と同じになる