HAVRMの空空活動誌

「空空」は「うつらうつら」と読むらしいです.まぁ常に寝不足なもんで...

2022年7月上旬イタリアに行ってきました Vol. 3 ~イタリアへの旅程~

皆さんこんにちは,HAVRMです.

前回は通常の海外旅行の準備について書きました.
havrm.hatenablog.com

今回からは実際の旅行(本当は出張だけど...)について書いていこうと思います.
今回は日本を出発し,イタリアのベネツィア空港につくまでを書こうと思います.

旅程について

前回簡単に紹介しましたが,今回はターキッシュエアラインズ(以前はトルコ航空と呼ばれてました)のトルコのイスタンブール空港を経由する便で行くことにしました.
出発地は羽田空港,到着はベネツィア空港(マルコ・ポーロ空港と呼ばれています)になります.
飛行時間は羽田(HND)→イスタンブール(IST)が13時間10分,イスタンブール(IST)→ベネツィア(VCE)が2時間30分になります.
乗り換え時間は1時間45分で少し短めになります.
実際には羽田空港を日本時間の22時ごろ出発し,イスタンブール空港にトルコ時間の5時ごろ到着.その後7時ごろ出発し,ベネツィア空港にイタリア時間で8時半に到着という感じです.

羽田空港

国内線といえば羽田空港で,国外線といえば成田空港というイメージの人もいる(自分がそうです)と思いますが,今回は羽田空港からの出発になります.自分のパスポートを確認したら,今のパスポートになってから今回を入れて3回海外に行っていますが全て羽田空港から出国していました.最初についたイメージは結構強力ですね...
羽田空港には出発のちょうど2時間半前につきました.がその時にはすでにたくさんの人が並んでいました...

羽田空港での窓口の行列

ターキッシュエアラインズの窓口には自動チェックイン機もなく,窓口も人数に対しては少なかったので結構待ちました.40分行列に並んで手続きを行いました.また出発時間が10分早くなっていたので少し焦りました...
無事チェックインと手荷物の預け入れが終わった後はあらかじめ予約していたグローバルWiFiの受け取りとターミナル内にあるみずほ銀行で両替を行いました.その時は少し急いでいたのでグローバルWiFiの中身のみ確認しただけで説明とか読んでいませんでしたが,きちんと飛行機に乗る前に確認しておいた方がいいと思います.出発前にしておいた方がいい準備等書いてありました...
その後保安検査と出国を行い,搭乗ゲートには出発の50分前につきました.
出国は電子認証で無人ゲートで行い,スタンプが欲しい場合はゲートの先にいる係員の人にお願いする形になります.ただ係員の人は警備をしている印象が強く,話しかけづらい雰囲気があります...
飛行機に乗る際はいつもいろはすを買っているのですが,それに追加して自販機で販売していたカントリーマームも購入しました.
その後は特に問題なく搭乗し,何事もな,何なら予定時刻より2分早く出発しました.
なおこの時搭乗券はちぎられず,そのままの状態(半券ではなく)でした.バーコードで搭乗手続きしたためでしょうか...

HND→IST機内

搭乗した飛行機は「Boeing 777-300ER」でした.

イスタンブール空港行き便(羽田空港で撮影,夜だったので反射が...)

飛行経路はこのような感じです.

羽田→イスタンブール飛行経路

自分の方でもiPhoneGPSラッキングを使用していました(GPSはあくまで受信のみなので機内モードでも使えます,アプリは「myTracks」です)が,座った席が真ん中だったからか受信できませんでした(もともとエアバス製では比較的簡単にGPSを受信できますが,ボーイング製だと窓際でも受信できないことが多いです...)...

myTracks - The GPS-Logger

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安全のためのビデオ(出発直後)

安全のためのビデオも流れましたが,日本出発便とはいえ,日本語での放送はありませんでした.その一方でトルコ語?と英語の放送がありました.安全のためのビデオがマスクに対応していたのは少し驚きました(普段使っているJALはマスクについてはビデオ放送後にアナウンスで伝えています).

アメニティとメニューの配布(離陸後すぐ)

離陸後安定飛行に移ってから前回の記事で紹介したアメニティが配布されました.
www.turkishairlines.com

配布されたのはトルコの伝統的なデザインのポーチで白ベースに赤や青,緑のドット風?のデザインだったと思います(写真を見つけたら載せます...一応下の夕食の機内食の「そば」の横に見えているものがそれです)
機内食についてはアメニティ配布時にメニューが配布され何にするのかあらかじめ考えられたのはよかったです.

機内食メニュー

最初の機内食(夕食,離陸後約1時間)

離陸後約1時間で機内食の配布が始まりました.朝鮮半島上空付近でした.
よく機内食で聞かれる「ビーフ or チキン」と前の人が聞かれていて焦りました.というのもメニューを見る限り,「通常のビーフ or 日本スタイルのビーフ」だったのでチキンはどちらかわからなかったためです.自分の番の前にメニューを改めて見直したところ,チキンは日本スタイルのみにあるので「チキン」が「日本スイタイル」のようです.後で調べると「JAPANESE STYLE GROUND BEEF AND DEEP FRIED AUBERGINE」は「茄子とひき肉の炒め物」みたいな感じでした.「GROUND BEEF」が「牛挽肉」,「AUBERGINE」が「茄子」です.それがわかっていれば「ビーフ or チキン」でどちらを指すのか簡単に分かったと思います...
自分はチキンを選びました.

機内食(チキン)

左から順に一番上の列が「茄子とひき肉の炒め物」「そば」,真ん中が「パン」「チョコレートケーキ」,下の列が「ごはん&唐揚げ&野菜」「ゆず風味のつゆ」でした.ごはんがあるのにパンがつくのですね...
このあと330mLのペットボトルのお水も配布されました.自分はいろはすを持っていたので機内では飲まず,イスタンブール空港で飲みました(詳しくは後述します).

就寝

この後機内の電気も落とされいわゆる就寝時間になりました(日本時間でいうと午前0時30分ぐらいなのでそんな感じですね).自分はしばらく前方にある大型でスプレイの明かりで眠れなかったので映画等みながら眠気をまち,配布されたアメニティ内のアイマスクを使ってようやく寝れました.機内の明かりを消しても大型ディスプレイはついているので逆に目が覚めました...

次の機内食(朝食,離陸後約11時間)

離陸後11時間後に朝食?の配布が始まりました.カスピ海上空でした.
今回は「オムレツ or ヌードル」でしたが,自分のところに来るまでに「ヌードル」はなくなり,「オムレツ」になりました.席は25列で前の方だったのに珍しいですね...

機内食(オムレツ)

左から順に一番上の列が「チーズ2種&トマト&きゅうり」「果物」,その下が「オムレツ&フライドポテト等」,さらにその下が「パン」です.

着陸態勢に移行(離陸後約12時間)

黒海オデッサ南方上空で着陸態勢に移行のためシートベルト着用サインが点灯しました.トルコ語,英語,日本語でその説明がありましたが,日本語以外は実際の添乗員のアナウンスで,日本語は自動音声でしたが,英語では「着陸態勢に移動するので~」と言っているのに対し,日本語では「気流の乱れている空域~」と揺れるとき用の音声のままでした...

着陸(離陸後約13時間)

特に問題なく,イスタンブール空港に着陸しました.ただ駐機場がA11(ターミナルAの11番)と一番端のターミナルの中でも端(もしかしたら本当に一番端)だったので駐機場につくまで15分ぐらい空港内を移動していました.

イスタンブール空港

乗り継ぎ(トランスファー

降機後,乗り換え(トランスファー)に向けて移動しましたが,結構遠かったです.乗り換え用の入り口は空港の真ん中付近にあり,搭乗口が端にあったためです.降機後10分程度歩くと「ショートトランスファー」用の出入り口があり,そこからすぐ乗り換えの再入場?みたいなのができたのですが,出発時刻の90分前以内でないと使えないので,そのまま通常窓口に移動しました.

ショートトランスファー看板

降機してから40分程度歩くと「インターナショナルトランスファー」用のゲートがありましたが,実際には保安検査場でした.液体の持ち込み等もいろいろ制限があったので機内でもらった330mLの水はここに入る前に飲み切りました.

インターナショナルトランスファーゲート

金属探知機のゲートをくぐる際にベルトも外したのですが,一度引っ掛かり,係員の指示でもう一度そのままくぐると今度はなりませんでした.日本のゲートと違って少し敏感すぎるのか,性能が悪いのでしょうか...

搭乗

搭乗口はA8Aと降機した搭乗口のすぐ近くですが,端なのでまた長々と歩く羽目になりました.搭乗口の情報は出発の90分前に電光掲示板に表示されました.インターナショナルトランスファーを通る前にはわかっていましたが,また戻るのかとがっかりした記憶があります.
ターミナルへの行き方を示す電光掲示板がたくさん設置してあり,迷うようなことはありませんでしたが,日本語も表示されて驚きました.

ターミナル案内(モスクもあるのはさすがですね)

搭乗口には出発の1時間前につきましたが,すでに待合所は人でいっぱいでした.どうも自分が乗る搭乗口A8Aのすぐ隣のA8Bにも別の便があったみたいでその両方の乗客が待っていたためのようです.すでに列ができていたのでそこに並び,出発の40分前から係員によりパスポートと搭乗券の確認が行われました.確認後,それを示すスタンプを搭乗券に押していました.
出発30分前から搭乗が開始し,すでにパスポートチェックが済んでいるのでそのまま搭乗券をちぎられ,搭乗しました.この時はバーコードではなく係員の目視での確認だったためちぎったのだと思います.特に問題なく搭乗しましたが,出発予定時刻より10分ほど遅れて出発しました.搭乗開始手続きが予定より30分遅れたためだと思いますが,なんでだったのでしょう.

IST→VCE機内

搭乗した飛行機は「AIRBUS A321」でした.

ベネツィア空港行き飛行機(イスタンブール空港にて,後ろしか見えませんでした...)

飛行経路はこのような感じです.

イスタンブールベネツィア飛行経路

この時もGPSラッキングをしていましたが,たまに受信はできていましたが,自己位置を記録するほど精度が求まらなかったみたいで記録的には残りませんでした.
座った席は窓側の3列の真ん中で外も少しは見えたのですが,翼の上だったので地上は全く見えませんでした...

朝食?(離陸後1時間)

離陸後1時間程度で朝食が出ました.この前の便でも朝食みたいなのは食べましたが,時間もそれなりに経っているので問題なく食べれました.この時は「オムレツ or サンドイッチ」だったと思います.先ほどの機内食で「オムレツ」を食べたので「サンドイッチ」を選択しました.

機内食(サンドイッチ)

左から順に一番上の列が「チーズ2種&トマト&きゅうり」「ヨーグルト(オーバーナイトオーツみたいでした)&パイナップル」「水(110mL)」でその下が「ジャム」になり,下の列が左から順に「パン」「サンドイッチ&チーズ&トマト等」でした.チーズが固まっていて食べにくかった記憶はあります...あと,この形状の水のパックもどうすればいいのかわかりませんでしたが,結局直接飲みました(これが正しかったのかはわかりません...).

着陸態勢に移行(離陸後2時間)

離陸後2時間ほどで着陸態勢に移行しました.この時にはすでに日本語のアナウンスはなく,トルコ語と英語のみでした.

着陸(離陸後2時間半)

特に問題なくベネツィア空港に着陸しました.その後の駐機場への移動もそこまでかからず,結局予定時刻ほぼちょうどに到着しました.
また機内のフライトマップではベネツィア空港の位置(というより空港のある都市?)がベネツィア中心部になっていましたが,空港はそこから少し離れたところにあります.そのため予定航路と実際の飛行がずれていたと思います.

ベネツィア空港の表示(赤丸が実際の空港の位置,ターキッシュエアラインズのマークがベネツィアの位置)

ベネツィア空港

ベネツィア空港ではスムーズに手続きが進みました.日本のパスポートは電子認証に対応しているので無人のゲートで入国審査を行いました.日本のゲートは顔の上下の位置を自分で合わせないといけなかったと思いますが,ベネツィア空港のではカメラが上下に動くためその場に立っているだけでいいと,楽だったと思います.

パスポートの電子認証

無人のゲートを通った後に係員の人がいて,入国スタンプを押してもらえましたが,日本の人とは違ってにこやかにやってもらえたので結構好印象でした.

その後預けた荷物を受け取り,税関や検疫もなく,そのまま出ることができました.この時にモバイルWiFi等の電源を付けていましたが電源投入直後にバックに入れると電波が受信できませんでした.改めてつけなおし,電波が入るまで手元に持っていると,問題なくつながったので,電源投入直後は電波を受信しやすい状態にした方がいいようです.
なお,手荷物受取場で待っている間にベネツィア市街地行きのバスチケットを購入していますが,その話はVol. 4のベネツィア観光の回で書こうと思います.

まとめ

久しぶりの海外(最後は2019年のカナダのトロント)で,しかも初めての1人でしたが問題なくイタリアにつくことができました.ここまではきちんと調べていたのですが,この先はほとんど調べれてなかったので結構苦労することになります(忙しかったので,この後は現地で調べればいいと思っていた...).また見る限り日本人はおらず,場違い感みたいな感じもありました.帰りの旅程や.ベネツィア,ウーディネ,コネリアーノでの観光はそれぞれ別の回で書いていこうと思います.

その他写真

羽田空港に向かう途中の富士山
イスタンブール空港の夜明け
イスタンブール空港の早朝