HAVRMの空空活動誌

「空空」は「うつらうつら」と読むらしいです.まぁ常に寝不足なもんで...

2022年7月上旬イタリアに行ってきました Vol. 2 ~イタリアへ向けた諸準備について~

皆さんこんにちは.HAVRMです.

前回のVol. 1ではコロナ禍による影響を主に取り上げました.
havrm.hatenablog.com

今回はコロナに関係ない範囲での準備についてまとめようと思います.

機内・現地で使う物の準備

まずは往復の飛行機内や現地で使う物の準備をします.久々の旅行でいろいろ忘れていたので(汗),きちんとまとめます.

機内での必需品

アイマス

今回イタリアまで飛ぶので機内泊をします(早朝便ならないのかな?).そのさいアイマスは忘れないようにしましょう.耳栓とかは覚えていた(うるさくても寝れるので気にしてませんでした,以前耳栓をしたことによる違和感のほうが睡眠妨害になったので...)のですが,アイマスクを忘れていて,しかも自分の席が大型ディスプレイ(機体真ん中付近にある壁に貼ってある画面)の真正面ということもあって大変でした.機内照明を落としてもディスプレイは切らなかったのでディスプレイの光が直接入り,まともに寝れませんでした.幸いにも乗った飛行機(ターキッシュエアラインズ)ではアメニティがもらえて,その中にアイマスクが入っていたので助かりました...(ただ眼鏡をどうするのかで相当悩みました...)以前機内泊をしたときは後ろの方の窓側3列の真ん中だったと思うので特に気になっていなかった(その時はアイマスクはしていなかったです)のも油断につながってます...
www.turkishairlines.com

スリッパ

あとはスリッパです.長時間靴を履いたままだと結構つらいので機内用にスリッパを用意しておきましょう.小さく折りたため,かつ履きやすく脱ぎやすいものがいいですが,とにかく小さくできるものがいいと思います.自分は適当にCan★Doで「携帯スリッパ」を購入しました(自分がスリッパをはくと1週間ぐらいでダメにしてしまうのでこのイタリアに行く時だけ使い,廃棄するつもりでした).
ec.cando-web.co.jp

現地での必需品

ACアダプターが電源に対応しているか

海外行くとき気を付けないといけないのは電源のコンセント形状の違いと電圧や周波数の違いです.ただ最近の電化製品は基本的にどこでも使えるようになっていることがほとんどです.別のブログで書いたUSB PD対応充電器の「PowerPort Atom PD 2」には詳細のところに「Input/入力: 100~240V~ 1.7A 50-60Hz」と書いてあり,海外でも使えるようになっています.電圧が対応してない場合はあきらめて変圧器を借りるか購入するかしましょう.ただ気を付けないといけないのはPCのACアダプターのように充電器とケーブルが分離できるタイプです.充電器自体は海外対応になっていることが多いですが,ケーブルの方は実は対応してないことが多いです.実際CS-XZ6で使用している充電器のケーブルには「125V 7A」と記載があり,イタリアの220Vには対応していません.そこで,このCF-XZ6のケーブルのみ海外用(100~250V対応)のものが見つかったので購入しました.

今回,このケーブルに交換したCF-XZ6と通常品コンセントのままのデザイナー用PC(スペックはゲーミングと同じ,画面のみ発色がいい)を持っていきましたが,違いは特に感じなかったです.ただ個人的には電力の低いものを想定している場合,導線が細く発熱する可能性があるので細いものの方は買っておいた方が安心だと思います.

コンセント形状の違い

日本のような平行の2枚の金属板のコンセントがさせる国はほとんどないと思います.そのため,機器が電圧等に対応していてもコンセントにさせないと使えません.そこで変換プラグを買うわけですが,普通はそのまま変換するもので問題ないでしょう.

百均でも売っていますし,それぞれのタイプが売っているのでこれを使えば問題ないです.
自分はこのタイプ(昔買ったものです)1つと複数対応でUSB Aタイプ4ポート(1ポート最大2.4A,合計最大5.6A),Cタイプ1ポート(最大3A)のものを購入しました.

これを選んだのは他の画像を見たときにCタイプのコネクタは深いところにあってある程度長さがないと挿せないとあったので,伸びるもの,また充電する者は基本USB経由なので変換プラグから出力できるなら他の充電器が不要になるかなと思い購入しました.実際現地で使えたのですが,iPhone13Pro等の高速充電時に変換プラグ本体が結構発熱したので外付けファンとか作ってみる予定ですw

衣服について

2~3泊なら問題ないのですが,1週間とかになると着替えをすべて持っていくのは大変です.そのため旅行者用の衣服用洗剤を持って行って,洗濯するのが基本です.ただ日本の旅館やホテルみたいに洗濯機があることもあまりないので部屋で手洗いで選択になります.このように手洗いに対応していて,また液状でなく,1回ずつの小分けになっている旅行者用の洗剤がいいです.使ったのは大昔買ったものなので詳細はわかりませんが,毎日洗濯することで予備を含めて2泊分持っていくだけで済みました.最近は持ち運びができたり,バケツがあれば洗濯機になる製品も出ているので荷物に余裕のある人は持って行ってもいいかも?
www.thanko.jp

パスポートについて

現地では警察にパスポートの提示を求められることもあるそうです(自分は今までないです).その一方で旅行者に対する詐欺でパスポートを奪われることがあると「地球の歩き方」にも書いてあります.

(自分が読んだのはもう少し古いものですが...)

そのため,自分は首からかけたネームタグにパスポートをコピーしたものを入れて,パスポートは金庫やウエストポーチにいれて,もし警察等に求められた場合はネームタグを見せようと準備していました.ネームタグもCan★Doでテキトーなものを購入しました

今回の経路について

現在ロシアのウクライナ侵攻による各国の制裁を受け,ロシア上空を飛行できない状態です.そのため羽田からそのまま西に向かい,ロシアの南端部をかすめるように飛びながらトルコのイスタンブール空港に向かい,そこで乗り継ぎ,ベネツィア空港に向かう経路で,往復どちらも空きがあり,比較的安いターキッシュエアラインズの便を取りました.この便では日本の22時頃出発し,イスタンブール空港に現地時間の朝の5時につき,2時間ほど乗り継ぎの時間を経て,ベネツィア空港に現地時間の9時ごろ到着するようになっています.また帰りの便も21時ごろイタリアを出発し,イスタンブール空港に現地時間の午前0時につき,また2時間程度の乗り継ぎで,日本に19時頃到着する便でした.他の便では中継の空港で1泊するとか,朝早い便だったり,何かと大変だったので,日中に移動を済ませれて,乗り継ぎも十分な時間のある2時間程度のこの便にしました.

現地でのネットワークについて

海外ではローミングをすることで国内とそん色なく使うことができます.ただ今回は,ポケットWiFiを契約(グローバルWiFiを使いました)し,現地ではこの回線を使っていました.ローミングをオフにすればいいとのことだったので,その状態で機内モードを外して使っていました.詳しくは各通信会社に確認してください.今回ポケットWiFiを契約したのは,今のコロナ禍でオンラインの会議等も増えたので安定した通信をスマホとPCのどちらでも使いたかったからです.

現地での支払いについて

近年ではカード払いがどこでも(世界中で)できるようになってきて,VISAがCMでやってるように「VISAタッチ」も世界的に使われています.とはいえ,ベネツィアにあるような小さな露店や商店などではカードが使えないこともあり,また金額が安いと現金のみというのもありました(€3以下は現金というお店がありました).そのためある程度両替してから行った方がいいと思います.今回自分は€100(≒¥14,400)のみ両替しそれを使い切るよう調整して過ごしました.
カードについては2種類+Apple Payで行きましたが,Apple Payは使わなかったです.カードについては限度額が高い方がタッチ決済に対応しておらず(カードが古いためです...),限度額が低い方がタッチ決済に対応していたので,タッチ決済のみの箇所では限度額の低い方,それ以外では限度額が高い方で支払うようにしていました.

まとめ

今回の出張ではコロナ禍以外の準備としては,このようなことをしました.とはいえ,通常の海外旅行の準備と変わらないので慣れている人はそこまで気にしなくていいと思います.次の回から実際の旅行について書いていきたいと思います.