こんにちは,HAVRMです.
私は自分で回路図を作る際は基本的にAuotdesk EAGLEを使用しています.
Autodeskに買収される前から使っていて,ログイン必須になったりして,いろいろ不満はありますが,
今更ソフトを変えるのも面倒で今も使っています.
ライブラリを作る際,細かいところまで気にしながら作ると回路図作成や配置図作成の際に便利になるので,それについて備忘録的に残しておきます.
いくつか参考にしたサイトがあったような気はしますが,結局は標準ライブラリや試行錯誤的にやっていたので改めて調べなおす以外では引用しません
また備忘録的に行うのでメモ書きに近くもなります.
基本的なライブラリ自作手順
- Symbol(回路図での記号)の作成
- Footprint(外形やフットプリント,シルク面)の作成
- Device(部品)の作成(SymbolとFootprintのピンの関連付け)
- library.io(オンラインのライブラリ)へのアップロード
- library.io上のPackage Editorで3Dモデルの挿入,作成
Symbolでの作成時の注意
Pinの表示設定
- pad:Footprintでの対応するポート名
- pin:Symbolでの対応するピン名
回路図中で部品番号(「R5」等)表記する時
レイヤー「95 Names」で「>NAME」と記述したものを貼り付け.中心点を「*-center」とすると位置がずれにくい
回路図中で部品の値(「100」等)表記する時
レイヤー「96 Values」で「>VALUE」と記述したものを貼り付け.中心点を「*-center」とすると位置がずれにくい
Footprintでの作成時の注意
シルク面等で部品番号(「R5」等)表記する時
レイヤー「25 tNames」で「>NAME」と記述したものを貼り付け.中心点を「*-center」とすると位置がずれにくい
Deviceでの策指示の注意
名称について
同じシリーズでまとめる際は「?」や「*」を名称に入れておくと便利
名称中の「?」について
package(Footprint)によって変えることができる.新規作成時にの「Variant」で記入した値が部品の型番に代入される
名称中の「*」について
Descriptionの右側にある「Technologies」の値になる.「Technologies」をクリックし追加する際につけた名前が相当.「Technologies」に固有の番号や値などは,隣の「Attributes」で追加可能.抵抗等の型番と値が一致しているものやシリーズ物には便利