HAVRMの空空活動誌

「空空」は「うつらうつら」と読むらしいです.まぁ常に寝不足なもんで...

マウスM-XT3DRBKの使用・分解について

こんにちは,HAVRMです.ここ最近ELECOMのM-XT3DRBKを使っていろいろあったのでとりあえず書いておきます.

購入の経緯

これまで普通のレーザマウスを使ってきたのですが,机が狭いのでポインタを大きく動かすには何度も持ち上げていったりきたりを繰り返さなくてはならず,とても疲れていた.そのためトラックボールタイプのマウスを使ってみようと考えた.

購入した商品と使用感

私はマウスは手がフィットしやすいということでELECOM製のものばかり使っており,これまで愛用してきたレーザマウスは下のものだった.

そのため同じ設計思想の次のものを使ってみることにした.

このマウスは握りやすいのだが,ボールの滑りが悪く,使いにくかった.このことはAmazonのレビューにも書いてあり,これと同じボール径のLogicoolのM570(下リンク上側)の交換用のボール(下リンク下側)を購入した.実際に付け替えたところ,すべりもよくなり,使いやすくなった.

このボールは色が暗い赤色なのでいうほど見た目に違和感もない.実際の写真がこれ↓

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マウス外観
写真では明るい赤だが,実際にはもっと暗く見える.
また実際に使う際はELECOMの「エレコム マウスアシスタント」を使ったほうが,複数あるボタンの設定ができるのでいいけど,なくても基本的な機能は使える.

修理(分解)について

それで使ってきたのだが,ついこの間机から落としてしまい,ホイール(クリックの間にある,上下にスクロールするときに使うタイヤ)が壊れてしまった.詳しく言うと一応ボタン自体は反応するのけど,スクロールしようとするととても重くなり,またこのマウスはホイールを左右に倒すこと操作ができるのだが,反応しにくくなった.簡単に言えばホイールの取り付けがずれたみたいだった.部材が割れているわけでもなさそうだし,万が一割れていても3Dプリンタで作り直せると重い,とりあえず現状把握ということで分解してみた.
マウスは基本的にねじ止めされているので裏のシールやら滑り止めやらをはずしてねじを確認すると以下の計6箇所あることがわかった.なお滑り止めの下にシートがあったがそれもとった.

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マウスねじ箇所 滑り止め下
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マウスねじ箇所 シール下
またこのねじは特殊なやつで六角形というよりヘクスローブ穴(Wikipedia参照)みたいだった.私は特殊ねじや精密ねじ用に次のものを持っていて,実際にねじとあわせたところサイズは「T6」が最適だった.ねじをはずしたところ上の写真で一番右側だけ低頭ねじでねじ部が細く,短かった.
ねじをはずした後,側面の隙間から手を入れ(下写真上側),引っこ抜けば分解できた(下写真下側)
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マウス分解 差込
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マウス分解後
「さてホイールを直すぞ」と見てみたものの分解した状態では普通に動いてて,組み合わせても普通に動いたから,分解しているうちに元の位置に戻ったらしい.
まぁ,ともかく直ったのでいいとしよう.


分解は自己責任でお願いします.修理不可能だったら買い直すつもりでやったので興味本位での分解はしないようにしましょう.

Wordで数式に式番号を付ける方法

お久しぶりです,HAVRMです.

Wordで式を書く際,式番号が必要な場合が多々あると思います.
これまで以下のサイトの方法で記述していたのですが,式番号とのリンクが面倒でした.

std-experimental-optional.blogspot.com

というのも「相互参照」を使う場合,1行に含まれる(改行↲のマークで区切られる)ものが図表番号の文字列として認識されるため,この方法だと式すべてが番号として認識されてしまい,「相互参照」するとどうやっても数式ごと表示されるので,ブックマーク化するというひと手間が必要でした.
そこで横に改行↲を並べられる表を使えばうまくいくのでその方法を記載します.

まず1行2列の表を作成します.

f:id:HAVRM:20190627114238p:plain
表の挿入
枠線を削除します.
f:id:HAVRM:20190627114543p:plain
枠線の削除
1列目に数式を挿入します.
f:id:HAVRM:20190627114749p:plain
数式の挿入
空の数式を選択し,図表番号の挿入から式番号を挿入します.この時ラベル名に好きなものを登録し,番号付けも好きなように設定します.挿入する前に「ラベルを図表番号から除外する」を選択しておきます.式番号は「( )」でくくることが多いのでそれを考えると数字だけのほうがいいからです.位置についてはこの後で設定しなおすのでどちらでもいいです.
f:id:HAVRM:20190627115158p:plain
図表番号の挿入
挿入後数式の上または下に数字が表れますのでそれを切り取り,2列目にコピーします.
f:id:HAVRM:20190627115410p:plain
番号の移動
いらない改行子を削除し,数字を「( )」でくくります.さらに表の文字の配置を中央揃えにし,2列目の数字のみ中央の右揃えにします.
f:id:HAVRM:20190627115822p:plain
文字位置の調整
2列目の幅を狭くして完了です.
f:id:HAVRM:20190627120002p:plain
枠の調整
これで相互参照したときにちゃんと数字が表示されます.
f:id:HAVRM:20190627120152p:plain
相互参照の様子


これを毎回記入するのは大変なので数式のテンプレート化しちゃいましょう.
表を選択した状態で「挿入」タブにある「表」の項目の「クイック表作成」の中にある「選択範囲をクイック表ギャラリーに保存」を選択します.
f:id:HAVRM:20190627120550p:plain
クイック表の作成
すると「新しい文章パーツの作成」というウィンドウが開かれるので次のような感じで記入し「OK」をクリックしましょう.
f:id:HAVRM:20190627120751p:plain
新しい文章パーツの作成
ここで大事なのは「ギャラリー」をもとの”表”から”数式”に変更することです.
すると数式の挿入の右側の▼をクリックしたときに出るテンプレートにこの表を含む構造が保存されています.
f:id:HAVRM:20190627121251p:plain
数式セットの挿入
f:id:HAVRM:20190627121541p:plain
実際に挿入した様子


こんな感じで数式に式番号を付けることができました.なお表を囲んでいる点線はあくまで編集用に表示されているだけなので印刷したり,PDF化したりすると消えます.

G-Tuneの修理記録 -2/4- ~ファン交換~

こんにちはHAVRMです.
更新できてなかったG-Tuneの修理記録について書いていきます.

この前のやつで言っていたようにG-Tuneのファンがもう限界でうるさいわ,冷却できてないわでどうしようもなくなっていた.
havrm.hatenablog.com

ということでファンを購入し,交換した様子をまとめたいと思います.とは言っても購入してから組み立て終わるまで,このG-TuneのCLEVO社での型番は本来「W230ST」なのに「W230SD」と勘違いして作業していますw


ファンの購入

まぁ,まずは交換する前に新しく組み込むファンを購入しましょう.購入するには型番が必須です.
ということで取り出します.

ファンの取り出し

取り出すにはPCを分解しないといけません.
分解の手順はいたって簡単で裏のねじを4本取るだけです.なんなら気づかないうちになくなっていて2個,1個になっているかもしれません.
ねじ止めが塗って有るっぽいんだけど何でかな...

f:id:HAVRM:20190413234903j:plain
G-Tune裏ぶた止めねじ


まあともかく分解しましょう.
あ,分解の前に必ず,電源線とバッテリーを抜いてください.
4本のねじは下の4点です.
f:id:HAVRM:20190413235955p:plain
G-Tune裏ぶた止めねじ箇所
なんか裏に貼ってある四角いものは冷却シートです.たしかノジマで買った4枚セットのやつでシール側から逆側にのみ熱を伝達するようなものだった気が...
もう一個は充電ケーブルの変換部に貼ってある.


ねじを取ったあと,上の画像の左側に指を入れれそうな凹みがあるからそこに指を入れて裏ぶたを持ち上げるようにすると裏ぶたが取れます.
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G-Tuneの中身
裏ぶたを取ったあと,ファンが見えるのですが,詳細な型番は裏側にあるのでわかりません.ということでファンを取ります.
説明書にはヒートシンクからはずしていくように書いてありますが,めんどくさいのでヒートシンクをつけたまま分解します.
ファンは上の画像のでしるしをつけた3点で固定されています.これまたねじ止めがされているようですが気にせずはずしましょう.簡単に外れますw
ねじを取りきったあとはコードを抜きますが,ロックがあるタイプではないなので引き抜けば抜けます.
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ファンのコネクタ位置
はずしたあとファンを取るだけですが,ここで注意です.
ファンとヒートシンクには空気がほかに漏れないよう,ファンの吹き出し口とヒートシンクのフィンの間を黒いフィルムみたいなもので覆っています.そのフィラメントはファンとヒートシンクに片側づつ付いており,上の画像のヒートシンク(銅っぽいやつ)にかぶっている黒いのがヒートシンクについている方です.ファン側についているものはヒートシンクと基板の底面の間に入るようになっています.なので持ち上げたあと,引き抜くように動かさないと引っかかり,うまく取れません.
ということで取り出し完了です.
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G-Tune内蔵ファン

ファンの選定

ということで無事ファンを取り出せたのでファンの型番等確認しましょう.

f:id:HAVRM:20190414003142p:plain
内蔵ファン詳細
ということでADDA社のAB7905HX-DE3でDC5V,0.40Aで動く物のようです.
ということで早速Amazonで検索.
いくつか出てきた中から当時一番安い物を選びました.↓

きちんと梱包↓されていていたのですが,レビューにある通り正規品ではなく,互換品でした.(買ったときにはこのレビューはなかった)

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届いた交換用ファン

ファンの比較

とりあえず比較してみます.

外観

2つ並べてみるとこんな感じです.

f:id:HAVRM:20190414004504p:plain
左:もともとのファン 右:新規購入したファン
パッと見てわかるのは新規購入のほうが圧倒的にケーブルが長いです.写真にはないですが,ケーブルはファンの外側を1周できるぐらい長いです.
あと,よく見ると空気の取り込み口の形状が微妙に違います.もともとの方は完全な円ではなく,一部広がっています.どっかのブログで読んだ気がするけど,確か完全な円ではなく,広がっている方が風量?が増える?かなんか?書いてあった気がするからそれの関係かな?
最後はまあ,言うまでもないですが,新規購入の方がきれいです.

性能や型番

今回買ったファンには以下のように記載されていました.

  • 商品名:QUETTERLEE
  • 型番:Tong Xing Fan
  • DC5V
  • 0.28~0.50A



まあ,元のやつの性能は含んでいるし(0.40A),コネクタ形状も同じだったからいいのかな?

動作確認

ということで動作確認です.
USBから5Vを出して回してみました.
もともとのファン↓
youtu.be
新規購入したファン↓
youtu.be
うんうん,両方音が鳴っているけど,古い方はベアリングがちゃんと機能してなくて軸が振動しちゃっているんだね.
っておいっ.新規購入品まで音が出ているのは何でだよ!
ということで新規購入品を調べたところ,羽とモータの間にあるスペーサが高すぎて(元のものにはなかった),羽がふたに当たってる?

f:id:HAVRM:20190414023359p:plain
新規購入のファンの内部
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もともとあったファンの内部
ふた自体がなんか変形しているから,それを治してもまだ鳴る...
でも見た感じすれるほど近いわけじゃないような...
うん?なんか空気吸い取り口の付近だけ高くなっている?
ということでふたのねじ3箇所をはずしてみたところ...
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新規購入ファンのふたを取ったところ
ばりとりされてねー!
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新規購入のファンのふた(加工前)
一応,「ばりとり」というのは加工後にでる削り残しとか(ばり)をやすり等で削ってなくす作業で,これをすることで部材の端をきれいにし,怪我も防ぐ.
多分この部材プレスで加工したと思うんだけど,内側にばりが残っているせいでそのばりが羽にこすれているみたいだ.

ファンの追加工

ということでばりとりじゃ~!
やり方は簡単

  1. ふたを固定しているねじ3つをはずす
  2. ばりとり工具でばりを削り取る
  3. ねじを締めてふたを固定しなおす



ついでに使ったばりとり工具はこの工具
store.shopping.yahoo.co.jp
ねじの取り外しには百均で買った眼鏡のねじ用のドライバーを使った.
わかりにくいけどアフター

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新規購入のファンのふた(加工後)
さらに試運転
youtu.be
うん,問題なさそう.

ファンの組み込み

ということでファンの動作もよくなったし,組み込むとするか.
元のファンはアセテートテープみたいなのでコード固定していたからそのテープを再利用して同じように固定する.

f:id:HAVRM:20190414025912p:plain
元のファンのコードの固定の様子
f:id:HAVRM:20190414030142p:plain
新ファンのコードを固定
元のファンについていた黒いフィルムはうまく剥がせなさそうだったので,とりあえず無視して組み込む.
ファンを入れるところは下の図のようになっているから,上の黒いフィルムをはさまないようにしながら挿入する.
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G-Tuneのファンソケット
で固定するんだけど,ここでまた問題発生.
ねじ穴がずれている...orz
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ファンのねじ穴のズレ
これまたレビューに書いてある(もう一度言うが,買ったときにはレビューはなかった).
まあ,ずれているがねじ2つで固定できるから大丈夫だろう...
ということではめ終わりました.
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ファンの挿入終了
やっぱりコードが長い...
とりあえずmSATAの空きスロットで迂回させて収めれた.
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ファンのコードのパス
ここまででファンの修理は終了.引き続きキーボードの修理に移る.

VAIO type U(VGN-UX92NS)再利用計画 -1/5-

久しぶりです.
HAVRMです.

少し落ち着いてきたので久々に更新します.

つい先日友人から「引越しの際に片付けていたら出てきた」といわれて
VAIO type UのVGN-UX92NSを2台もらった.

https://www.sony.jp/support/vaio/images3/products/vgn-ux92ns.jpg


電源ももらったから起動してみると,バッテリは当然のごとくご臨終していたが,普通に起動できた.
まぁ,OSはWindows Vistaだし,専用のハブや台ももらったからネットにも繋げられるんだけど,
自殺行為なので何もできない.

ということでLinaxを入れることにした.

入れるOSは以下の2つを選んだ.

  • Ubuntu 16.04 LTS (Ja)64bit
  • Ubuntu Server 16.04 LTS 32bit

というのも最初Ubuntu 18.04 LTSを入れようとしたら異様に遅いし,フリーズするしでまともにインストールできなくて,
Ubuntu 14.04 LTSで試しにやってみたらさくさく動いたから,最初は14.04を使っていたんだけど,サポートが切れたから,まだ動く16.04にアップグレード(実際は新規インストール)した.
ただ1台はインストールできたものの,2台目にインストールしようとしたら,i686だからできないとはじかれた.
まぁ,要するに32bit版だったわけだ(このサイトに書いてある).
Ubuntuを入れた名残でUbutnuの14.04,16.04,18.04の64bitの日本語版のISOイメージについては持っていたものの,32bit版は用意していなく,
どうせISOをダウンロードするのなら,これまで使ったことのないRaspberry Pi Desktopを使ってみようということでインストールしたが,
専用のハブ台とかを使うことができなかったのでUbuntu Server 16.04 LTS 32bitをインストールしなおした.
Ubuntu 14.04の方はあとで16.04等にアップデートしないといけないが,とりあえず後回し.

ということでこのあと何回かに分けて再利用できるまでをまとめる.
(需要はない気がする...)

Windyのスクリーンセイバーの製作 -1/4-

こんにちは
HAVRMです.


皆さん,スクリーンセイバーは利用していますか.
スクリーンセイバーはもともと同じ画面が出続けていると画面の画素がその色に固定されてしまうのを防ぐために使われたもののようです.現在ではあまり問題にならないもののやっぱりあるといいものです.


しかし,軽く見た感じではありますが,リアルタイムに情報を収集し,それを反映させるスクリーンセイバーはあまりないようです.
今回下のWindyというサイトのAPIを用いてリアルタイムの天気を表示させるスクリーンセイバーを作ってみようと思います.
www.windy.com


はじめに

Windyというのは気象のサイトの一つで風等の流れる方向や速度を粒子状に表示することできれいに見えるサイトです.昔スクリーンセイバーを出していたようですが,現在は公開をやめています.そのためWindy用のAPIを利用し,スクリーンセイバーを作ろうと考えました.
流れは次のような感じです.

  1. Windyを表示できるHTMLを作成する ←今ここ
  2. インターネットに接続していないときの処理を行う
  3. HTMLをEXE化する.この際全画面表示できるようにする
  4. スクリーンセイバーを設定する


Windy APIとは

詳細は省きますが,簡単に言えばAPI keyを獲得すればJavascriptとHTMLで簡単にWindyを表示できるというものです.GitHubにてサンプルコードが公開されています.
github.com

獲得する際はkey取得ページにアクセスして取得してください.

作りたいスクリーンセイバー

次にスクリーンセイバーのデザインです.
今回作るスクリーンセイバーは次のような機能を持つとします.

  • 画面いっぱいにWindyの画面を出す
  • 中心は東京あたりに設定し現在の状況を表示する
  • 表示するのは「雨・雷」「風」「気温」「湿度」「気圧」「海流」「波」の7つとし,表示は5秒ごとに自動で切り替わるようにする
  • どのAPIを使っているのかわかるようにする
  • Windyを動かせるようにスクリーンセイバーはボタンを押すことで終了する
  • オフラインの時はWindyが表示できないのでデモンストレーションの動画を再生する
  • 当然スクリーンセイバーなので全画面に表示する


今回は赤文字の実装を行います.

実際にプログラミング

画面いっぱいにWindyの画面を出す

これは簡単です.Windy APIサンプルコードを少し変えればいいだけです.変える点は以下の2点です

  • API keyの変更
  • 画面いっぱいの表示に変更する
  • Hello World”のポップアップはいらないから消す


まずAPI keyの変更ですが3つ目の<script>の中にある

key: 'PsLAtXpsPTZexBwUkO7Mx5I',

の ' ' の中を自分が取得したkeyに変更してください.
次に画面いっぱいに出すには<style>の中にある

height: 300px;

height: 100%;

に変えればいいです.
最後の”Hello World”のポップアップは最後のほうにある

        L.popup()
            .setLatLng([50.4, 14.3])
            .setContent("Hello World")
            .openOn( map );

を消せばいいです.ポップアップを出したいときはこの文法で表示できます.

中心は東京あたりに設定し現在の状況を表示する

これは先ほどのコードのうち3つ目の<script>の中にある

                // Optional: Initial state of the map
                lat: 50.4,
                lon: 14.3,
                zoom: 5,

を東京の座標に変えるだけです.日本列島全体を見たいので適切なズームに変えましょう.
東京の座標は次になります.ズームは自分のPCで見ながら調整してください

                lat: 35.6,
                lon: 139.6,

実は表示する時刻の設定もここでできます.

                lat: 35.6,
                lon: 139.6,
                timestamp: Date.now(),

このData.now()はJavascriptの関数で現在時刻を返します.この時間をいじることで表示する時刻を変更可能です.

表示するのは「雨・雷」「風」「気温」「湿度」「気圧」「海流」「波」の7 6つとし,表示は5秒ごとに自動で切り替わるようにする

とりあえずそれぞれの出し方を確認しましょう.フリーエディションだと限られたものしか表示できないようですが,これらは表示できます.

  • 雨・雷:rain
  • 風:wind
  • 気温:temp
  • 湿度:rh
  • 気圧:pressure
  • 海流:currents
  • 波:waves

(2018/12/30追記:)確認したところ,どうやら湿度のデータは表示できないようです.最初にこのコードを作成した当時はきちんと見れていたのですが,どっかのタイミングでフリーだと見れなくなったようです.下のコードは湿度を削除済みです.


また表示の入れかえは
https://api4.windy.com/examples/parameters/

github.com

で紹介されていますが,GitHubのほうが今回の目的に合っています.
下のコードを書くだけで一定時間ごとに設定を変更できます.

        setInterval( ()=> {
            i = ( i === 3 ? 0 : i + 1 )
            store.set('overlay', overlays[ i ] )
        }, time)

今回は7 6パターンの表示を5秒ごとに更新するので,時間の更新もしつつこのようなコードになります.

		var overlays = ['rain','wind','temp','pressure','currents','waves']
		, i = 0
		setInterval( ()=> {
			i = ( i === 5 ? 0 : i + 1)
			store.set('overlay', overlays[ i ])
			store.set('timestamp', Date.now())
		}, 5000)

またこの時設定しているstoreというのも設定しないといけないのでwindyInit内の定義に次のようにstoreを追加します.

        const { store, map } = windyAPI


どのAPIを使っているのかわかるようにする

APIのバージョンや使っているものを表示しましょう.
ここは普通にHTMLとして書くのでAPIはあまり関係ないです.
下の右端に何を使っているのか書くためにWindyを表示する範囲を狭くして文字列を表示しましょう.
サイズは

  			height: 94%;

として追加文字は右下に書くので<body>の一番最後に

	<p align="right">
	We are using Windy API v4, Leaflet v0.7.7.
	</p>

と入れましょう.

現在どの表記をしているのか表示する(2019/4/27追記)

ここまでで6パターンの表示を連続でできるようになりましたが,どのデータかぱっと見ではわからないです.
なのでさっきのAPI表示の前にどれを表示しているか表示します.同じフォントだとわかりにくいので太字フォントを利用します.
表示するだけではstrongタグ(強調フォーマット)だけでいいですが,パターンに合わせて変える必要があります.
そのためパターンを変えているjavascriptのsetInterval関数内で文字も同時に切り替えます.
やり方としては表示文字列を配列で宣言し,どれを表示するのかパターンと一緒に切り替えます.
ということで次のようなコードになります.なお文字数を調整するため適宜スペースを設けています.
Javascript部分

		var overlays = ['rain','wind','temp','pressure','currents','waves']
		, i = 0
                , laysname = ['雨・雷',' 風 ',' 気温 ',' 気圧 ',' 海流 ',' 波 ']
		setInterval( ()=> {
			i = ( i === 5 ? 0 : i + 1)
			store.set('overlay', overlays[ i ])
			store.set('timestamp', Date.now())
                        document.getElementById("lays").innerHTML=laysname[ i ];
		}, 5000)

HTML部分

	<p align="right">
	<strong id="lays"></strong>We are using Windy API v4, Leaflet v0.7.7.
	</p>


Windyを動かせるようにスクリーンセイバーはボタンを押すことで終了する

これも同様にHTMLとJavascriptで書きます.
先ほどどのAPIを使っているのか書いた後にボタンを挿入し,閉じればいいのです.ということで上のコードを書き換えて

	<p align="right">
	<strong id="lays"></strong>We are using Windy API v4, Leaflet v0.7.7. <input type="button" value="END" onClick="window.close()">
	</p>


背景を黒くし,文字を白くする(2019/9/6追記)

このままだと,背景はデフォルトの白色で文字は黒色です.このままでもいいのですが,スクリーンセイバーとして考えると背景を黒く,文字は白くしたほうがいい気もします.まず背景を黒くします.
黒くするのは簡単でbodyタグにbgcolorを追加するだけです.

  <body bgcolor="black">

文字を白くする場合は新たにfontタブを使って設定します.

        <p align="right">
	<font color="white"><strong id="lays"></strong>We are using Windy API v4, Leaflet v0.7.7. <input type="button" value="END" onClick="window.close()">
	</font></p>

まとめ

今回作ったコードはこのようになります.なお邪魔なコメントは消してあります.

<html>
  <head>
    <script src="https://unpkg.com/leaflet@0.7.7/dist/leaflet.js"></script>
    <script src="https://api4.windy.com/assets/libBoot.js"></script>
  	<style>
  		#windy {
  			width: 100%;
  			height: 94%;
  		}
  	</style>
  </head>
  <body bgcolor="black">
    <div id="windy"></div>
    <script>
    const options = {
                key: 'your_key',
                verbose: true,
                lat: 38,
                lon: 139.6,
                zoom: 5,
                timestamp: Date.now(),
        }
    windyInit( options, windyAPI => {
        const { store, map } = windyAPI

        var overlays = ['rain','wind','temp','pressure','currents','waves']
        , i = 0
        , laysname = ['雨・雷',' 風 ',' 気温 ',' 気圧 ',' 海流 ',' 波 ']
        setInterval( ()=> {
                i = ( i === 5 ? 0 : i + 1)
                store.set('overlay', overlays[ i ])
                store.set('timestamp', Date.now());
                document.getElementById("lays").innerHTML=laysname[ i ];
        }, 5000)
    })
    </script>
	<p align="right">
	<font color="white"><strong id="lays"></strong>We are using Windy API v4, Leaflet v0.7.7. <input type="button" value="END" onClick="window.close()">
	</font></p>
  </body>
</html>

実際に実行するとこうなります.なお表示のため高さは300pxにしています.またズームもそれに合わせて調整しています.ボタンも無効にしてあります.


(2019/4/27追記:ここでのデモは下の追記欄で表示するため削除しました.というのもAPIの適応は1サイトに1個までみたいです.)

次回に続く



~2019/4/27追記~
お久しぶりです,HAVRMです.
次のページを作る前にWindyのAPIの更新が来たのでそれに合わせてコードを改修します.
Leafletのバージョンが0.7.7から1.4.0に上がっただけみたいなのでそれについて変更します.
コード的にはインポートする部分と最後の説明部を更新します.

<html>
  <head>
    <script src="https://unpkg.com/leaflet@1.4.0/dist/leaflet.js"></script>
    <!--省略-->
  </head>
  <body bgcolor="black">
  <!--省略-->
	<p align="right">
	<font color="white"><strong id="lays"></strong>We are using Windy API v4, Leaflet v1.4.0. <input type="button" value="END">
	</font></p>
  </body>
</html>

コードの更新をしただけだとなんか「使用目的をAPIのkey生成サイトで書いてください」的な文言が出てきたので
key生成サイトにとんでみると
「URL of your project or name of your application」
が必須になっていたので「windy2.scr(windows screen saver)」と記入したら表示されなくなりました.
実際に実行するとこんな感じ









We are using Windy API v4, Leaflet v1.4.0. 

はてなブログへのプログラム挿入に関して

こんにちは
HAVRMです.

備忘録的なものです.基本的にネットで調べれば出てくるんだけど,自分が毎回調べるのがめんどいからここに書いておく


直接書き込む場合

このようにして書く

>|code type| ~ ||<

例:

void foo(int hoge){
 return hoge * hoge;
}

code typeにはC言語なら"c",shellscriptなら"sh"を入れる.抜いても自動判定してくれるらしい.

GIitHubのを転送する場合

Gistにははてなブログは対応しているのでGistにGitHubから変換するサービスgist-itを使う.
はてな記法でも問題ない

<script src="https://gist-it.appspot.com/http://github.com/$file"></script>"

$fileにGitHubのアドレスを記入する
例:

公式とは違い"https"にするのは以下のブログから
qiita.com

G-Tuneの修理記録 -1/4-

こんにちは
HAVRMです.

長年使ってきたG-Tuneのノートパソコンを修理したのでその時のことを書こうと思います.

対象となるPCはこちらG-TuneのNextgear-note-i410.
www.g-tune.jp

このサイトに載っているのはWindows8でm-SATA×2,HDD×1搭載可能となっているけど,買ったときはWindows7でm-SATA×1,HDD or SSD×1の計2個まで搭載可能だった.

BTO可能製品だが,次のような構成にした.

  • OS:Windows7 Pro
  • CPU:Core i7-4700MQ(値段の都合上)
  • m-SATA:128GB
  • SSD:240GB
  • m-SATA:64GB(購入後自分で取り付け,BTOオプションではなくても実装されていた)

かれこれ5年間持ち運んだり,ゲームやったり,CADやったりしていたら,まぁだめになった.
ファンはガリガリいってうるさいし,キーボードはほぼ全滅.特にファンが致命的で冷却は十分にできないわ,何ならうるさすぎて外ではとても使えないわという状況だった.

とはいえ,まだPC自体はちゃんと動くし,壊れているのはハード的な部分だけだからそこを修理すればまた使えるようになるのは分かっている.

ということで秋葉原のG-Tuneのダイレクトショップの地下にもっていったら修理に約1万円かかるといわれた.部材費自体はそこまで高くないけど,依頼料というかそういったものにかかるらしい.あと,キーボードはそもそも高いといわれた.

もう保証期間も過ぎているし,amazonとかで買えるなら自分で修理したほうが安いということだから自分で修理することにした.
ということで持ち帰り,G-Tuneの修理した人がいないか検索してみる
...
あれ,キーボードの交換やっているサイトこれしかいない?
blog.ipodlab.net
調べ方が悪いのかな...

まぁ,いいや.要するにCLEVO社製ノートPCと同じ製品だから,その説明書を見れば分解や組み立て方法がわかると.

ということでオークションや中古品販売を検索して(いろんな型番で書かれているため),W230SDというのがi410とよく似ている,というか同じ?
W230SD pdf

中を見てみるとファンとキーボードの取り出し方法がちゃんと書いてある!
よし,これを見ながら修理するぞ.


<2019/4/13追記>
型番についてだけど,修理後にCLEVO社における型番はW230STということがわかった.
というのも片づけ中に見つけた当時の購入記録の紙に書いてあったし,なんならPCの裏に書いてあった...orz
これのせいで簡単なミスをするのだが,その話はあとに.
ネットで調べるより先にちゃんと実物を調べることの大切さを思い知りました.

f:id:HAVRM:20190413233213j:plain
G-Tuneの背面にあった型番
使い古している感が出てる...

続きは下に
havrm.hatenablog.com